上手に自家塗装する方法



あっ!こすってしまった!10円パンチを食らった...。おいっ! チャリ倒れて車にあたってるやんけ!こんなところに段差作るなよ!エアロ われてもうたがな。

こんなんで修理に出していてはお金はいくらあっても足りません。そこで DIYで上手に塗装、パテ埋めする方法を紹介します。

準備するもの

これが実に重要です。必要なものは全部用意してから のぞみましょう。

新聞紙、ガムテープ、耐水サンドペーパー(#150,#300,#600,#1000,#1500,#2000) コンパウンド(粗目,細目,極細),缶スプレー,ウエス(きれいな布×3),パテ ,カッターナイフ,プラサフ(缶スプレー),出来ればクリアー(缶スプレー), 台所用中性洗剤


<作業>

さて、ここからが作業です。 まず、へこんだ個所のパテ埋めからです。
パテは大体直径4センチ以内のへこみくらいなら きれいにうめることが出来ます。パテはへこんだ個所の素材に 合ったモノを選択しましょう。

 へこんだ個所に空気が入らないようにパテを盛っていきます。へこんだ個所 よりも大きめに盛りましょう。そしてひたすらパテが固まるのを待ちます。 大体早いもので15分くらいで固まります。完全に固まったら飛び出している 部分をカッターナイフで切り落とします。ここで欲を出さずに少しずつ切り落としましょう。 そうしないと埋めたパテごと取れる場合があります。

 そして、次に、表面を削ります。まずは#150のサンドペーパーで凸凹を取ります。 そして、順番に#300,#600,#1000,#2000とこすって行きます。 このとき、コルク当て木などをしてこするときれいにまっすぐなります。 また作業も早いです。周りのきれいな塗装の部分もこすって構いません。 どうせ塗りますから。 ここまですれば、表面はつるつるになっているはずです。そして、水で薄めた 中性洗剤で表面をきれいに洗います。油分が残っていると、塗装をしたときに 油分のところが浮き出てしまいます。

 そして次は塗装です。まず、パテが黒色で白色系のボディーの場合には必ず プラサフを吹きましょう。またブラック系統のボディーならプラサフは 必要ないです。吹いたプラサフが完全に乾いたら表面を#1500⇒#2000できれいに均します。 この作業が後の仕上がりに大きく影響します。塗装のコツは如何に下地をつくるかで80パーセント 決まってきます。表面が完全に均されたら(全体が白っぽく曇っている状態) 中性洗剤でもう一度洗います。

 つぎにマスキングです。新聞紙とガムテープで大体塗装する 部分+15cm程度を目安にマスキングすると良いです。また塗装範囲は 3cmの穴に対して15cmほど、とにかく大きめに吹きます。 そして塗装に入ります。缶スプレーをこれでもか!と言うくらい良く振ります。 そして、軽く一度新聞などに吹いて角度や量を確認します。 確認が済めば塗り始めますが、大体スプレーと塗装面を20cmから25cm 離します。そして光沢が出るくらい吹きつければOKです。重ね塗りする必要は ありません。このとき、マスキングのぎりぎりまで吹かないように気を つけてください。マスキングを剥がしたとき、ガムテープに沿って直線 が出来てしまったら、取るのは結構大変です。(取れますが) また端の方はつぶつぶが残った感じになりますが、気にしないでください。 きれいにとれます。要は、塗装がはがれた部分にちゃんと塗料が乗ってさえ いればOKです。そして完全に乾くのを待ちます。どのくらい待つかというと 気温にもよりますが大体3時間くらいでしょうか。端の方(後で削る部分) を触って確かめると良いでしょう。

 完全に乾けば表面仕上げに入ります。まず、端のざらざらの部分です。 光に当てても全くつやがないはずです。ここの部分は#2000のペーパーで 水磨ぎします。このときこすりすぎに気をつけましょう。塗装まで 剥がしてしまう恐れがあります。これがすんだらまた白っぽくなっている と思いますが、それでOKです。全体的に手で触ってみてざらざらした感触 がなくなり、つるつるになってればOKです。
また塗装だけでつやが出ている部分もざらざらしていれば軽く#2000で 水磨ぎします。何度も言いますが、これでツヤがなくなっても別に良いのです。

 そして全体的に表面がつるつるになったら、磨きに入ります。粗目(50ミクロン) 程度のコンパウンドで直線的にふきます。あまり力を入れ過ぎないように注意 しましょう。次に細目(15ミクロン程度)のコンパウンドで磨き、最後に極細(1〜5ミクロン)で 仕上げます。これでツヤがなかった部分もきれいにツヤが出ているはずです。 そして、メタリック調の色の車にはここでクリアーを吹きます。で、乾けば、 またコンパウンドで順番に磨きます。これでOKです。

 単色系のものはクリアーなしでOKです。最後にワックスなどをかけて保護します。 これで満足いく塗装が出来ているはずです。でも、結構、慣れや腕、根気強さ に影響する部分がありますので、根気強く待つ、こする、という作業が成功 への近道です。

 では、頑張りましょう!

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