HID取り付け(Hi.Lo切り換えタイプ)





HIDとは普通の電球のようにフィラメントが光るのではなく、バルブのなかに入っているキセノンガスが光るという水銀灯のような仕組みで光るランプのことです。最近の高級車にはほとんど標準装備されています。トラックでもよく見ますよね。あの青白い光です。HIDは消費電力がとても少ないうえに光量が2倍以上あります。また、フィラメントが光るわけではないので切れるということがないです。ただ、一応寿命はあるみたいですがハロゲンとは桁違いにもちます。ただ、スープラはH4というダブルフィラメントのバルブなのでフィラメントのないHIDはつかないということが言われていましたが最近は車検対応のHi,Lo切り換えタイプが随分出ています。原理はバルブの角度をかえて対応しているようです。
メーカによってはディスチャージ、キセノンとも言われています。
私はどうしてもHIDに交換したくて前の車の保険が入った瞬間にオークションでHi.Lo切り換えタイプのHIDを落札してしまいました。^^;;車もないのに・・・。(爆)
HIDはフィラメントのあるタイプのように電球を交換するだけで光るわけではありません。なのでこの分のスペースもあるかどうか確かめないとダメなんですよね。スープラの場合、スペース的に余裕があるので大丈夫でした。しかし・・・・。(^^;;;

それでHIDが届いたのですが写真の通り普通のH4バルブと違い、かなりバルブ後方が大きく装着できるかどうかかなり心配でした・・・。


この大きさなのでもちろん無理だと思ってましたがもしかするとボルトオンで付くかも・・・という淡い期待を持ちながら車を探してました・・・。それで車が来て早速合わせてみたら・・・・。おや!?つきました。。。(^^;;;よし、じゃあリトラを閉めてみるかということでリトラをスイッチで閉めたら・・・・。バキッという音が・・・。(自爆)大丈夫かどうか見てみたら・・・H4の土台のところが割れてしまっていました。。。(;_;)まあこれは接着剤でなんとかなりましたけど・・・。もしつける方、いらっしゃいましたら絶対にネジでリトラは閉めましょう・・・。リトラをあけてると大丈夫なのですが閉めちゃうとどこかと干渉してしまうようです。
これはちょっとつかないかなぁって思っていたのですがどこが干渉しているかを見てみました。すると・・・。切れそうなところが干渉しているようでした。ここを切れば大丈夫そうだったので切ってみようと思ったのですが鉄板なのでどうしても硬くて切れません。。(^^;;そこで家の近くのトヨタカローラで聞いてみたところリトラを外して持ってくれば切ってあげるよとの有り難いお言葉・・・。
次の日に持って行って切断してもらいました。

では取り付け方法です。

  1. リトラの取り外し

    まず、天板とプラスティックのカバーを外してレンズを外します。天板のボルトは硬いのでスパナで取りましょう。どちらも4本のネジで止まっています。 この写真は見やすいようにリトラを取り外し終わったところです。ここの赤マルの部分4つにネジがあります。すべてエアクリーナー側(助手席側ならバッテリー側です。)から外します。

    ここには3つのネジがあります。一番奥がとても外れにくいですがなんとか外します。ここはラジエーター側から外します。ラジエーター側にはリトラのモーターがあります。ここを外し終わるとモーターがごっそり外れてきます。写真の青マルの部分にモーターとリトラの結合部があります。。そこはボールとカバーみたいになっていてそれを外せばリトラは外れます。
    これが外したリトラです。青マルのところが前の写真の横で説明したモーターとリトラの結合部です。



  2. リトラの干渉部分をカット

    ここはレンズ側から見たところですが赤印のところが干渉します。ここは金属ではないので電動ドリルとカッターを使って加工します。バルブを装着してみて干渉しなくなればOKです。
    さて・・・。問題はこの白い部分です・・・。ここは自分ではどうしてもできないのでトヨタで切ってもらいました。15分もかからずに終わったようでした。
    これはカット後です。せまくて切りにくい部分なので頼んだほうが賢明でした。



  3. リトラの装着

    外した時と同じようにリトラを元に戻します。この時にレンズにバルブをつけてみて改めて干渉していないか見てみましょう。

    レンズにバルブをつけた時、必ず写真のゴムのカバーは装着しましょう。ちょっと太くて入らなかったのでカッターで切れ込みを入れたあと、ゴムで防水処理を施しました。



  4. イグナイター、コントローラーの装着

    これがイグナイターです。配線の長さを見て適当なボルトで止めます。
    これがコントローラーです。配線の長さを見て適当なボルトで止めます。



  5. 配線の接続

    電気関係をいじる時は必ずバッテリーの-端子を外しましょう!! それからバッテリーから電源を取ります。もちろんヒューズがありますので安心です。ないと・・・。心配ですよね。(^^;;;
    この後に説明書通りに配線します。


  6. レンズの選択

    スープラのレンズは社外の物がいろいろ出ています。ちょっとブルーぽいタイプを選ぶとさらに色がブルーぽく見えます。 左がRAYBRIGから出ているマルチリフレクターです。マルチリフレクターとはレンズカットではなく、反射板で光軸を調整するタイプです。純正が右ですがこちらはレンズカットがありますよね。また、純正のレンズがガラスなのに対し、RAYBRIGのものは樹脂レンズでとっても軽いです。私のお勧めは純正のレンズです。以外とよく作られていますよ。なかなかHIDとの相性はよいです。よく、Yahooオークションに出ている傘のついているものは光の広がりがなくなってしまい、あまりよくありませんでした。

装着後のインプレ

装着してみて初めてライトスイッチをONにする時は緊張しました。。。(^^;;;スイッチをONにすると・・・つきました!!当たり前なのですが嬉しくなってしまいました。\(^^)/
つけた感想ですがやはり全然ハロゲンランプと違います。何度もHID車を運転してますが感動しました。。。

これはHIDのHiにしたところです。これで走ってると相当迷惑らしいです・・・。(^^;;;
上の写真と同じ場所でとったLoです。
向かって左がハロゲン、右がHIDです。色がまったく違いますよね。写真だとあまりわかりませんが光量もまったく違います。
これはフォグランプをつけていない状態です。この状態でも全然走れます。ハロゲンだと暗くてフォグランプとヘッドランプ、両方ともつけないと走りずらかったのですがHIDにしたら全然必要なくなってしまいました。ただ、雨の日や霧の日は光が拡散してしまい、運転しずらくなるのでフォグランプを黄色にかえようと思っています。
これはフォグランプをつけた状態ですが全然わからないですよね。(笑)辛うじて手前が明るくなっていますがヘッドランプをつけてしまうと全然目立ちません。
これは外から見たところです。やっぱり白くてとても綺麗です。ハロゲンランプでこの色を出そうとするととても暗くなってしまいます。ただ、ちょっと光軸が下がってますね。。。(^^;;


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