自作アーシング
アーシングとは-アースを増やすことです。 自動車はバッテリーから電気をもらっています。バッテリーの+からは線で各部へいっています。ところが-は直接、線で戻ってきているわけではありません。バッテリーの-端子から線は出ていますが各部にいっているわけではありません。その戻ってくる線を強化してパワーアップをはかろうというものがアーシングです。でもパワーアップというより車本来のパワーに戻すっていう方が大きいかもしれません。純正のアースでも最近の車はアースの線が多いことが多いようです。セルシオなどは5本ぐらいあるらしいです。ただ、電気系統なのでショートさせたりすると車を破壊してしまうことがあるので気を付けましょう。
必要なものは次の通りです。大体秋葉原で入手することが可能です。
- アースコード
私は秋葉原で購入したケーブルを使っています。秋葉原で車のアース用として売っているものを使用しました。実は、他の物を買いにいったのに衝動買いしてしまいました。。。480円/mとちょっと高いですが見た目もいいのでこれにしました。エンジンルーム内は高温になるので耐熱の物を使用した方がいいです。私が使っているのは106度まで大丈夫らしいです。太さは8sqを使用しました。5mと2mを別々の日に買いましたがまだ2mは丸々残っています。
- 端子
ケーブルをどこかに繋ぐ時に使う端子です。8sqなら8-○っていうのを使用します。14-○だと2本繋ぐことも可能です。8-8だとつけられるボルトが限られるので8-10もあると便利です。ただ、8-10だけだとバッテリーの-端子側とかに使いずらいので8-8も用意しておきましょう。なるべく多めにそろえた方が失敗した時など便利です。
- 端子につけるキャップ
一応保険のためにつけています。ドレスアップにもなりますしね。(^^;;熱収縮チューブなどでもOKです。
- タイラップベルト
アースのコードを固定するのに使用します。
まず、アースのコードの皮膜を剥きます。カッターを使えば簡単にできます。それで写真の通りに端子に差し込みます。この前にキャップはつけておきましょう。CRCを吹き掛けると簡単に入ります。それで大きめのペンチなどで思いっきり潰します。軽く引っぱってもとれないぐらいまで潰したら赤マルの部分にマイナスドライバーを当てて金づちでカシメます。
これがカシメた状態です。かなり強く引っぱってもぬけません。専用の工具があるといいのですがちょっと高いのでこういう方法でやっていますが今のところ不都合は出ていません。心配なら専用の工具を使用しましょう。実は私も欲しいんですけどね。。。(^^;;しばらくしたら買ってこようと思います。
これが今の時点での装着写真です。青のコードなのでドレスアップに・・・・・・なってるのか!?(爆)
私が取り付けている部分ですが微妙なところも多いです。。。いろいろ試してみてくださいね。
ここはある程度のトルクアップを感じました。ここはちょっとボルトが太いので8-10でないと入らないと思います。あとエンジンは動くので多少余裕を持って取り付けしましょう。また稼動部に引き込まれないようにも注意して取り付けしてください。
ラジエーターの部分です。ファンが結構電気を使用するのでここのあたりにつけてみました。
運転席側のショックのボルトです。ここも8-10でないと入りません。ここはライトやワイパーが調子よくなりました。
ここは・・・。なにがよくなったのか忘れました。(爆)ここから上の運転席側のショックにいっています。
ここもライトが明るくなりましたね。
ここは純正のアース部分です。純正のアースに追加という形でつけています。純正のアースは取り外さない方がいいみたいです。
サージタンクですね。ここは他のと一緒にやったので効果はわかりません。。。(^^;;
バッテリーの-部分です。ここをまとめるのが大変なんですよね。。。(^^;;;私もこれではちょっとみっともないのでなんとかしようと思っています。ちなみにエーモン製の端子に交換しています。
取り付けてみての効果ですが効果はかなりありました。
思い付くだけでもこれだけの効果があります。
- 低速トルクのアップ
- ブーストの立ち上がりのスピードアップ
- HIDランプの明るさアップ
- ウインドーのスピードアップ(爆)
- ワイパーのスピードアップ(爆)
これだけいいところがありましたが悪いところもあります。(笑)低速トルクのアップとブーストの立ち上がりのスピードアップに伴い、どうしても踏んじゃうんですよね。(爆)燃費の悪化です。(核爆)これはアクセル操作でどうとでもなると思いますが・・・。(笑)
あとは今までより電気を使うので(これが正常かも・・・。)バッテリーの寿命は多少短くなるようです。ただ、これは問題ない程度ですのでほとんどノーリスクです。(取り付け時のトラブルは除く・・・。)
みなさんもやってみてはいかがでしょうか??